家を売るときには、今持っている家財が不要な場合もあります。今回は、その家財の処分について詳しく解説します。
家を売る時に家財は処分すべき?
家を売るときには不要になった家財を処分しなければいけません。ただ、処分する前に本当に不要かどうかを確認しましょう。家財が不要かどうかは次の家の間取り次第になります。家財と間取りの寸法を合わせるときには、以下の点に注意しましょう。
・図面集は余裕をもって寸法する
・戸袋や段差に気を付ける
図面集はあくまで「参考」と捉えてください。図面集で寸法を測り、縮尺を計算して実寸に戻したとします。しかし、図面集は1/70などの縮尺が多いため、どうしても誤差が出てくるのです。そのため、特に新築は建物完成まで図面上でしか採寸できないので、余裕をもって採寸しましょう。
また、図面上で測るときには、戸袋部分や段差にも注意しましょう。戸袋部分は、特にクローゼットの戸袋です。扉を開ける軌跡などを計算せずに採寸することは、意外と良くあることです。また、小さな段差がある場合も気を付けて採寸しましょう。
処分にかかる料金は?
新しく住む家の寸法的に、家財が不要であれば以下の処分を検討しましょう。
・自治体の「粗大ごみ」として処分
・専門業者による処分
自治体の粗大ごみ処分
基本的に粗大ゴミは各自治体の「粗大ごみ」として処分ができます。金額は自治体によって多少異なりますが、以下のような料金相場になります。
・いす:300円
・たんす(大):1,800円
・食器棚(大):1,800円
・クイーンベッド:2,500円
大きい家財ほど料金は高くなり、小さい家財ほど安いです。
まず、自治体のホームページなどで、自分が捨てたい粗大ごみを指定します。その後に回収日を指定して申込を行います。料金の支払い方法としては、コンビニなどで家財のチケットを購入します。そして、そのチケットを粗大ゴミに貼って、粗大ごみ置き場に持っていくという流れです。
専門業者による処分
不要な家財は、基本的には前項の自治体の粗大ごみで回収可能です。
しかし、戸建てであれば玄関前、マンションであれば粗大ごみ置き場まで持っていかなくてはいけません。そのため、物理的に持っていくことが難しい場合には、専門業者による処分を依頼します。
専門業者による費用相場は、業者ごとに大きく異なります。目安としては軽トラック1台程度の量であれば2万円前後が最低単価になります。基本的には自治体の粗大ゴミとして処分した方が、各段に安いです。
ただ、処分する前に「買取」を検討しましょう。業者によっては処分費がかかるどころか、無料で回収した上に買取料金をもらえるかもしれません。
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