マンションの買い手が見つかり、売買契約を無事に済ませたとしましょう。そうすると、いよいよ忙しくなります。引越しをして、買い手にマンションを引き渡す準備をしなければなりません。今回は売買契約後、決済・引渡しを迄の期間に焦点を当ててお話ししようと思います。
マンション売却の際の引越しの猶予期間
売買契約を結んでから決済・引渡しを行うまでの期間は、一般的に1ヶ月から3ヶ月と言われています。
これを聞いて、意外に時間があるように感じる人もいるのではないでしょうか?売り手が転居先を決めて引越しをする都合もちゃんと考慮された結果、決済・引渡しのスケジュールにはある程度余裕を持たせることになります。
とはいえ、売主の転居先が決まらないことには、売主はマンションから引っ越すことができません。このように、引越しが決済・引渡しの期日に間に合わない場合はどうしたらよいのでしょう?
このような事態は、買い替えを前提とした売主に対して起こりがちです。
転居先の引渡しが自宅マンションを買い手に引き渡す日時よりも先になってしまうと、このような事態に陥ってしまいます。
そこで利用されるのが「引渡し猶予」というもの。引渡し猶予の特約を付けることで、決済後も売主は一定期間マンションに住み続けられることになります。猶予期間は1週間程度が一般的です。
マンションを売る事が決まったらすぐに引越しをするべきか?
マンションの売却は、同時に転居先のことも考えながら進めることをおすすめします。
さもないと、上記のように、買い手が付いたにもかかわらず転居先が決まらないということにもなりかねません。
理想を言えば、いつ買い手が見つかっても2~3ヶ月で引越しができる程度の、準備が整った状態でいたいものです。
しかし、準備が整っているからといって、売買契約からあまりに短期間での引渡しでは慌ただしくなります。
買い手が短期間での引渡しを求めてきた際は、その希望を聞いた上で売り手の希望も伝えるようにしましょう。仲介業者が引渡しまでの適切な期間を提案してくれるはずです
。
引越しの準備は何をすべき?
売買契約を終え転居先が決まっているようであれば、引越しの準備をしなければなりません。
まず行わなければならないのが、引越し業者の選定。マンションの売却同様、引越し業者選びは複数の会社の見積もりを取ることから始めましょう。
引越し業者の見積もりにおいても、インターネット上の複数社を比較できる一括見積サイトの利用が便利です。マンション売却の一括査定サービスとほぼ同じ要領で、見積もり依頼をすることができます。業者によって特徴が異なるため、自分の引越しに合った業者を選定することもポイントです。
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