「うちのマンション、もう古いし売れるのかしら?」。そう不安に感じている人もいるのではないでしょうか?老朽化したマンションは新築物件と比べて見劣りし、築古マンションをターゲットとする購入希望者が少ないことも確かです。実際、老朽化したマンションには本当に買い手が付かないのか、これから考えてみることにしましょう。
目次で簡単にチェックする
老朽化したマンションが売れない理由
必ずしも売却しやすいとはいえない築古マンション。それにはさまざまな理由が考えられます。例えば共用部分・専有部分とも設備が古いこと。古い設備は見た目ばかりでなく、新しい設備に比べて機能も劣ります。そのため、利便性を追求すると、新しい設備を導入した新築や築浅物件にはかないません。
また、日本各地で大きな地震が頻発している昨今、建物の耐震性は大きな関心事となっています。老朽化したマンションは旧耐震基準で建てられた建物も多く、耐震性に対する不安から築古物件を敬遠するという買い手の傾向も挙げられるでしょう。
一般的に、老朽化が進んだマンションの空室率は高いものです。そして、その空室率は将来に渡って上昇していくことが考えられます。空き家が増えるとマンション全体の治安が悪化するという問題も出てきます。そして、老朽化が進むと修繕箇所も多くなります。そのような理由から、修繕積立金は築年数と共に高額になるのが一般的なのです。高額の修繕積立金の出費を迫られることも、老朽化したマンションが不人気となる理由のひとつではないでしょうか。
老朽化したマンションをなんとしてでも高く売る方法
「中古マンションはリフォームしないと売れない!」そう思っている人も多いのではないでしょうか?
実はそれは大きな誤解。中古マンションを探している購入希望者の多くは、自分好みに、そして自分の使い易いようにリフォームしたいと考えているのです。
新築にはない中古物件の魅力は何だと思いますか?そうです。価格が安いことですよね。浮いた予算をリフォームに回して、自分だけのオンリーワンの住まいを作れることが、中古物件を購入する大きなメリット。
老朽化した物件を売るためには、買い手のそうした目的を潰さないことが大切。つまり現状のまま引き渡すことが必要だったというわけです。
リフォームの代金を省けたわけですから、その分の料金を引いた価格設定をすれば、なお買い手は付きやすくなることでしょう。
老朽化したマンションは、売却のタイミングを図ることも重要です。
中古マンションの相場は数年サイクルで上下しますが、そのサイクルに合わせて実際に価格が上下するのは、余程条件の良いマンションを除いて築30年程度までと考えるべきです。
つまり、老朽化したマンションの取引価格は、それほどまでに安くなってしまっているということです。
とはいえ、相場が下がった局面であれば中古マンションの購入希望者は増えるはず。そのタイミングで売りに出せば、老朽化したマンションにも買い手が付きやすいと考えられます。
老朽化したマンションでも高く売れるコツはある?
売るのも一苦労という老朽化したマンションですが、少しでも高値で売れないものでしょうか。その方法について考えてみようと思います。
築年数が古いマンションをなるべく高値で売るには、ターゲットを絞ることが重要になります。
例えば、その地域を気に入って住んでいる近隣マンションの住人の中には、もう少し広いマンションに住み替えたいと考えている人がいるかもしれません。
近隣でなくとも、同じマンションの中に、広い間取りの部屋に住み替えたいと考えている人がいることも考えられます。親の近くに住むために、子供世帯が親の住むマンションへの引越しを考えることだってあるでしょう。
このような人たちに向けて、重点的な宣伝を行うのです。築古マンションであっても、こうした人たちであれば他の購入希望者に比べて高値で購入してくれることが期待できます。
近隣の相場も念のために確認しておきましょう。
多くの不動産屋さんを回るのがベスト!
一般的な中古マンションの売却と同様、老朽化したマンションの売却においても複数の不動産会社と相談してみることをおすすめします。
相談を重ねながら、不動産会社の営業方針や担当者の人となりを把握できるとともに、売却に対する熱意なども感じ取ることができるでしょう。
パートナーとして信頼できる会社に仲介の依頼をすることは、老朽化したマンションを売るためにはとても重要なことです。そのような会社と巡り合うためにも、さまざまな不動産会社に相談を持ちかけてみることは大切です。
一括査定を使用する事がよりベスト!
不動産会社を回る煩わしさを減らしたいのであれば、一括査定を利用するのもおすすめです。
一括査定サービスを提供するウェブサイトに行き必要な情報を記入。査定を依頼したい会社を選択して送信すれば、依頼した会社から査定結果が届くというものです。
満足できる結果であれば、具体的な売却相談、媒介契約へと進むことになります。「査定をお願いすると、しつこく勧誘されるのでは?」と不安に感じる人も多いことでしょう。中にはそうした勧誘の電話をかけてくる業者もいますが、その一方で、こうした勧誘を行う業者に対する対策も進んでいます。不安な人は、各サイトが提供するサービスの特徴を把握したうえでお願いするとよいでしょう。
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